彼に会う時はいつも背筋が伸びる。「君は日々、命を燃やしているか?」そう問われている気分だ。
握手をするたび、そのごつごつした手からエネルギーを分けてもらっている。
わずか16歳で彼を襲った悲劇。その時の絶望は筆舌に尽くし難い。だが、彼は心までは折れなかった。
ラガーマンらしく不屈の闘志で、今もなおアトリエという名の競技場で純白のフィールドを駆け巡っているのである。
彼にとってピエロとは悲しみを喜びに、怒りを慈愛に昇華するための祈りなのかも知れない。より多くの方々に、岡部氏の強さと気高さに触れて頂きたく思う。

入江信吾(脚本家)

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